澳門郵政総局、マカオの中央郵便局である。マカオ郵便局本局ともいう。
場所はセナド広場の東に隣接し、中は広く、建物の外観はポルトガル統治の影響を感じさせる創りになっている。
一般的な手紙などは一階の窓口で受け付けてくれる。窓口には番号が振ってあり、それぞれ担当する内容が違う。奥には小包み用のダンボールが展示されているガラスケースがあり、用途に応じて大小さまざまな箱を窓口で買うことができる。お値段は大きいもので¥300くらい。
日本への発送には小荷物ならEMSが一階奥の専用窓口で、普通小包みなら航空便、船便とも一旦建物を出て東側の路地を入ったところにある専用口から入り地下の窓口でそれぞれ受け付けてくれる。
普通小包の日本への所要日数は航空便で約一週間、船便で一ヶ月前後。7kg程度の荷物で航空便だと¥6,000程度、船便で¥4,000程度なので、土産物などが増えてしまった時はここから日本に発送してしまうのが便利。いまのところ10回程度利用したが、郵便事故や破損は一度も無い。荷物の梱包をきちんとしておかないと受付を断られることがあるので、割れ物などはあらかじめダイソー(セナド広場の北に店舗あり)などでタッパーやプラスチックケースなどを購入し、それに入れてから局で売っているダンボールに入れるのが確実。緩衝材のスポンジや新聞紙は足りなければ局で用意してくれる。ダンボールは蓋をしない状態で持って行き、中身を確認してもらってから局でやってもらうのがベスト。
但し、小荷物はマカオに差出人の住所が無いと受け付けてもらえないので、滞在先のホテルなどで差出人の住所として記入する許可をもらい、宛先不明等で戻された時は荷物の管理、処分をしてもらえるように確約を取り付けておく事。
なお、局員さんは皆大変親切なので、判らないことは気軽に質問、相談してみるのが良い。
日本までの普通小包料金(2009年調べ)
航空便(AirMail) 船便(SeaMail)
~1kg 155MOP 150MOP
~2kg 205MOP 180MOP
~3kg 250MOP 200MOP
~4kg 310MOP 240MOP
~5kg 370MOP 280MOP
EMS
~5kg 706MOP 495MOP