リスボアホテルにある、マカオ唯一のミシュラン三つ星レストラン。日本でもおなじみのロブションだ。十分な空間を使い、内装は豪華でさすが世界の名店という感じ。基本的にはコース料理をオーダー。まずは牡蠣と、海藻バターのパン。牡蠣が苦手でも、あまりの美しさゆえ食べてしまうほど見た目も素晴らしい。器は他のロブション系列と揃えている。牡蠣をこれだけ美しく見せれるとは、本当に恐れ入る。前菜は、フォアグラ以外にも様々な食材が入っているし、単なる蟹のサラダもデザインがとても凝っているので、楽しいし、より美味しく感じる。そして、ロブションお得意の鱗がカリカリになった魚に、茸のスープをかけて頂くお皿の料理。セップ茸を中心としたものすごく力強いスープで、絶品。見えない部分にも手が込んでおり、スープと合わせて三層仕立てである。肉料理は、牛ほほ肉のラビオリ仕立て。それぞれのラビオリで微妙に出来が異なるのだが、ある意味、小龍包みたいになっている。イベリコ豚は低温調理での火入れとなっている。デザート、食後のコーヒーなど食器が並ぶ、並ぶ。最後まで豪華だ。さすがロブション、東京のお店と全く遜色のない料理内容である。