新馬路沿いにあり中国銀行と共にマカオの通貨パタカの発券銀行である大西洋銀行。元々はポルトガルの銀行だったが、2001年にポルトガルの大西洋銀行はポルトガル貯蓄信用銀行に合併吸収され、このマカオ支店は大西洋銀行の名前を残したままマカオに企業登記してマカオの銀行となった。
建物は以前の外壁を残しながら内部に全く新しいものを填め込むという技法で街並みの保存を図り、後ろ部分は近代的な高層ビルとなっている。
大西洋銀行発行の紙幣にはこの建物がデザインされている。また、発券銀行でありながら通常の個人、法人に対する金融業務も行っている。
2010年、中国銀行と共に今後10年間のマカオに於ける発券業務の更新が決まった。
因みに、マカオの通貨単位はパタカ、補助通貨単位はアボスである。
他情報
マカオは香港の通貨でもそのまま使えますので、換金の必要はあまりありません。