スペインのお店はどこも早朝開いていないが、なぜかチョコラテリヤは開いてる。スペインの人の朝食はショコラとチュロスだと言う。朝からみんなチュロスを食べている。そんなスペイン人に古くから親しまれている店がある。「チョコラテリア・サン・ヒネス」は、1894年の創業以来、マドリッドで大人気の老舗カフェだ。周囲の様子を伺うと、チュロスには太いのと細いのがあるようなので、とりあえず両方オーダー。これをチョコレートに漬けて食べるのがスペイン流。甘さと塩分が絶妙である。食感がもちもちしていて、程よい塩気があるチュロスは、日本のそれとはかなり違う。太いのも細いのも、どちらもおいしい。
おいしいが、朝からこれを食べられるスペイン人はすごい。このスペイン流の朝食を老舗カフェ「チョコラテリア・サン・ヒネス」でぜひ、お試しあれ。