あまり進んで闘牛を見に行きたいとは思わなかったのですが、
友人に強く誘われて行くことにしました。
伝統のある闘牛場の雰囲気や建築などは素晴らしく、それを見にきている人たちを見ているだけでも充分に楽しめます。
清掃して葉巻をくゆらす髭の紳士やいつも来ているんだろうな、と言う人々。
やはり実際に闘牛とウマのぶつかり合う激しい音、迫力。
鮮やかに命を奪うマタドールには拍手や歓声が送られ、
なかなかとどめを刺せずに牛を苦しめるマタドールには激しいブーイングが。
血を流しながらも闘う最期の姿は直視出来ないことがほとんどでしたが
実際にこの目で見て、動物虐待とひと言では言い表せない、脈々と続く文化を感じました。
一度、経験として、文化を体験する気持ちで見るので充分でした。