20世紀の現代アートを所蔵する美術館「ソフィア王妃芸術センター」。空間を贅沢に使った館内には、ピカソやミロ、ダリ、タピエスなど現代美術の巨匠たちの作品が展示されている。2階4階が常設展示で、3階では企画展が行われる。
そして、ピカソの有名な作品「ゲルニカ」もここに所蔵されている。1937年ナチスの爆撃によって、バスク地方にある小さな町ゲルニカで多数の死者が出た。そのことを知ったピカソが、もともとパリ万博に依頼されていた作品のテーマに取り上げ、製作したものが「ゲルニカ」である。美術の教科書などで、目にしたことがる人も多いとは思うが、実物は大きく、、ピカソの戦争に対する怒りが伝わってくるようである。
「ソフィア王妃芸術センター」は、土曜の午後と日曜は入場料が無料になる。現代巨匠の作品を無料で鑑賞できると、じつにお得だ。
ここの美術館とプラド美術館、ティッセン・ボルミネッサ美術館との共通チケットもあります。