マレーシアでは一般にコーヒーというと砂糖&ミルク(コンデンスミルクの場合もあり)が入った「ホワイトコーヒー」と呼ばれるもので、色も白い。そして、その発祥の地となるのがイポーという地域で、その元祖となるのが「南香南香茶餐室」である。
街角にあり、店内は狭く、お世辞にも綺麗といえない店構えだ。まさに元祖たる雰囲気を醸し出している。ホワイトコーヒーはとにかく濃厚なお味。
カフェ内にはいくつかの屋台も入っており、食事を取りたいときはその屋台まで行って注文する。そして、支払いは食事を運んできた時にするというシステムとなっている。飲み物も一緒。注意しなければいけないのは、例えば、ドリンクのオーダーをとる人に麺等、食事のオーダーをしても聞いてくれないということだ。
英語はほとんどの人が話せそうなので、臆せずどんどん注文してみるのが良いだろう。
値段はとにかく安く、地元の人にも大人気で昼時に行くと激混みだが、イポーに行ったらはずせないローカルのカフェだ。