日本人の口にぴったり合う、デザート・スイーツについてお知らせしよう。マンゴープリンを食べたいと申告すると、年配のバーテンダーさんが、それよりももっと美味しいプリンがあります。それは、当店自慢の「チョコレートプリン」です。是非一度食べてみてください、という。レストラン自慢の「チョコレートプリン」。お味は?このプリン、ほんとにプリン?という感じ。一見したところは、チョコレートケーキ、それもガトーショコラにバニラアイスクリームをのせただけのよう。しかし、何か暖かいような気がする。そこで、スプーンで一口すくってみた。中身はまぎれもなくチョコレートプリンだ。しかもはじめに感じたように暖かい、むしろ熱い。上にのっているバニラアイスクリームと、このチョコレートプリンの両方を同時に少しずつ、すくって口に入れてみた。思わず、ニタッ~、冷たいバニラアイスと暖かいチョコレートプリン、冷たさと暖かさ、それに適度な甘さと、とろけるアイスクリーム、チョコレート風味たっぷりでなめらなプリン、その味わいは、ありきたりの言葉だが、まさに絶妙。思い出しただけで、その感触は今も私の口中に広がってくる。このチョコレートプリンは、すべての面でバランスがとれており、考え尽くされたレシピの上に成り立っているのだと実感した次第。お値段は一つ、RM13 (7月4日現在レート ¥27/RM1で、¥351)これが、コタキナバルで最も由緒あるホテルのレストランで味わえるスイーツ。やはり、マレーシア・コタキナバルだからこそ。場所は?このチョコレートプリンも、ジェッセルトンホテルのグランドフロアにあるレストランのメニュー。ジェッセルトンホテルのレストランは、何から何まで私たちのお気に入り。