クチンから車で約1時間北へ移動すると、南シナ海に面したサラワク随一のリゾート地に到着する。ここには観光施設がいつしかない。海の他に見える景色は標高810mのサン・ポー・トン山くらいだ。
サラワク・カルチュラル・ビレッジサラワク州の民族文化を紹介している場所で、6haという広大な敷地をもつ。ここには、7種族の住居のレプリカがあり、各住居では各文化に実際に体験することができる。ビダユー族の家では、米をひく臼や竹細工、美しい女性のショーを見ることができる。また。イバン族の家では民族衣装の機織りを見ることがでる。ペナン族の家では吹き矢の上手な男性がいる。オランウル族は、山の奥に住む穏やかな人々で、彼らの家ではタピオカのあげ餅や、ウマイという刺身を食べることができる。ナラナウ族は、サゴという大幼虫を食べる人種で、高床式住居に住んでいる。マレー系の住居はきれいで、イスラム教のコーランがかかっている。中国系の住居の近くには、コショウの木がある。
また、ここにはスタンプを押すことができるパスポートが渡されるので、記念に訪れた家のスタンプを押してみよう。