マニラのチャイナタウン(ビノンド)で、今までの長い長い歴史を静かに見守ってきたのが、こちらの「ビノンド教会」。ビノンドのシンボルで、もともとは1594年スペイン統治時代に建てられ、その後、度重なる地震や災害によって崩壊した部分も多くあり、大規模な改築は第二次世界大戦後にされたとか。スペイン人がやってきて、ここで多くの中国人が「仏教徒」から「カトリック教徒」に改宗をさせられた)。そして、中国人とフィリピン人との結婚も増え(スペイン人によって奨励)、『"Tsinoy";チノイ』と呼ばれる、Chinese(中国人)とPinoy(フィリピン人)の混血もここビノンドから増えていったとか。色々な歴史が垣間見える場所でもある。