修復を終え、日本初公開となる曽我蕭白の最高傑作「雲龍図」が見たくて「名古屋ボストン美術館」に行ってきました。明治維新以降に、浮世絵をはじめ多くの美術品が、外国人の目利きによって大量に買われ、海外へ流出したと言われています。襖の下張りにされたり、廃仏毀釈で貴重な仏像や仏画が廃棄焼却から救い、再びこうして日の目を見ることが出来たのは、岡倉天心たちの偉業かもしれません。大変貴重な絵画を一度に観ることは アメリカボストン美術館でも難しいでしょう。入館料1200円(大人)です。日曜日でしたのでとても混んでいました。NHK大河ドラマ「平清盛」のせいなんでしょうか?平治の乱を描き出した「平治物語絵巻」と遣唐使吉備真備の活躍を描いた「吉備大臣入唐絵巻」が最初に楽しめました。ぜひとも名古屋ボストン美術館まで足をお運びくださいませ。
コース紹介
■フロアガイド■
フロア | 内容 |
5階 | オープンギャラリー |
4階 | ボストンギャラリー |
3階 | インフォメーション/ミュージアムショップ |