ジャンジャン横丁(南陽通商店街)は、新世界の南東部に位置し、旧大阪フェスティバル・ゲートやスパ・ワールドの東側にあります。全長約180m、横幅は2.5mの細い道に小さなお店や娯楽施設がひしめきあうアーケード街で、下町の雰囲気が色濃く残るエリアです。そこには、昭和30年代や40年代にタイムスリップしたかのような喫茶店、大阪名物「どて焼」が売りの立ち呑み屋、囲碁・将棋クラブの「三桂クラブ」や「王将」、串カツの名店「八重勝」のように、一軒一軒に個性的で情緒あふれる佇まいがあります。立ち呑み屋さんの「モーニングサービス」や道場という表現がレトロで粋な「ホルモン道場」など、じゃんじゃん町にあってこそ、その存在が輝いてみえるように思います。