一見何処にでもあるような佇まいの神社ですが鳥居から中を覗くと見えるのが獅子頭、口の中が舞台になってるんだとか。側に行くと大迫力の獅子舞台なのです。高さ12m、幅7m、奥行き7mとあります。何やら祀ってますが、基本的には舞台になってる様です。聞いた所に因ると、目玉がライトで鼻の穴がスピーカーだとか、未確認ですが。横顔です、それなりに存在感があります。大阪らしいと思ったね、何も無いような風情で中に入ると人を驚かす仕掛けには。神社ですからちゃんと本殿がありまして、近所のおばちゃん達が三々五々とお参りにきます。祭神は、素盞鳴尊、奇稲田姫命、八柱御子命だそうです。この神社の由来記に依りますと、創建は不祥なれど古来難波下宮と称し後三条天皇の御代延久の頃から既にと・・・・。仁徳天皇の叡聞に達し、難波の都の守護神として御崇遊敬遊ばれたりとあります。その後幾多の変遷を経るも、先の戦災で焼失、昭和23年仮社殿、昭和49年5月再建なった。その折、獅子舞台も造られたとありますが、何処を捜しても、獅子舞台の由来などは判らなかった(氏子宗敬者奉賛会の尽力みたいだが)絵馬も一杯。まぁ、ごく普通のお宮さんです、獅子頭の舞台を除いては。南海電鉄の株主通信に紹介されてたのと難波駅の近場故、酔狂にも覗いてみた。夏には道頓堀川で船渡御巡幸が行われるとか。
他情報
●獅子舞台について●
高さ12m、幅7m、奥行き7mの巨大な獅子頭。昭和49年7月に本殿落成と共に完成。夏祭りや神事の際には奉納舞などが行われる。学業向上、就職、入試、会社発展を祈願する参拝者が全国から訪れる。