「オルリー空港(ORY)」は、シャルル・ド・ゴール国際空港と並ぶフランス・パリの空の玄関口。主に、ヨーロッパ域内、アフリカ、カリブ海方面へのフライトが就航しています。
「オルリー空港」は、1932年に開港し、当初はル・ブルジェ空港とともにパリの主要空港とされていました。その後、ル・ブルジェ空港が国内線、プライベート機専用空港となったため、1974年にシャルル・ド・ゴール国際空港が誕生するまでは、パリの唯一の国際空港として利用されていました。その名残からか、今でも各国の政府特別機は「オルリー空港」へ到着します。
シャルルドゴール空港より、パリ中心に近いので、チャーター便はこちらの空港に発着する場合も多いです。
「オルリー空港」にも、ふたつのターミナルがあり、国際線のほとんどは南ターミナルへ、国内線は西ターミナルに発着します。
現在は、シャルル・ド・ゴール国際空港との間に直通バスも運行されています。とはいえ、2つの空港は、約1時間ほど離れた場所にあるため、2つの空港で乗り継ぎがある場合は、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
■Orly Ouest(西ターミナル)
航空会社 |
エールフランス、イベリア航空、エア・ノストラム、ブリットエア、CCM航空、シティジェット、TAPポルトガル航空
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エールフランス 空港ラウンジ |
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オルリー空港は、短距離フライトがほとんどなので、ラウンジもこじんまりとしています。赤とベージュを基調としたシックな内装。 食べ物は、スナック菓子とビスケットのみですが、ホットドリンクが充実していて、カフェラテ、カプチーノ、ココア、トマトバジルポタージュなども揃っています。 |
■Orly Sud(南ターミナル)
航空会社 |
ブエリング航空、イージージェット、トランザヴィア・コム、トランザウィア・コムフランス、オープンスカイズ、ジェットフォーユー、エールリネール、エーグル・アズール
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