話題のショコラティエ、Republic広場のそばの「Jacques Genin(ジャック・ジェナン)」
こちらの店は、メゾンドショコラのパティシエだったジェック・ジェナン氏が独立してマレ地区にオープンしたお店。まずお店からしてびっくり。今までのショコラティエのイメージを覆す開放的な空間。そして、ものすごくハイセンスなお店。北マレのおしゃれな街にしっくりくるのが不思議。吹きぬけになった店内は1Fがショップ&サロン、2Fが工房になっている。ショップではショコラはもちろん、ケーキ、キャラメル、ヴィエノワズリーなども販売されている。
今回はもちろん、サロンに行ってきた。作りたてのミルフォイユがあるということでさっそくオーダー。オーダーがあってから作るとのことで、クリームのぽよぽよ具合がたまらない。味が3種類あるのでだが、この時はバニラをオーダー。
そして、エクレア。1本の大きさも充分。チョコの風味がしっかり生きたクリームで秀逸。個人的にいちばんおいしいと思っているメゾン・ド・ショコラと同じくらい美味。最後に季節柄、ガレット・デ・ロア。これもとても丁寧に作られてて、そんじょそこらのパン屋のものとは大違いの繊細な味わいだった。
こちらのサロンではお茶にこだわっているそうで、中国茶にフレーバーを利かせたものなど多数からチョイス可能。お茶を頼むとチョコがついてくる。肝心のショコラの味わいだが、さすがメゾン・ド・ショコラにいた経験を持つシェフだけあって、じつに繊細。オリーブかクミンなどちょっとおどろくようなテイストにチャレンジしつつも、じつに上品にまとめあげている。そして、9個入りボックスで10ユーロと値段もお手頃。おみやげにはぴったり。