パリ14区のビストロフレンチ、LeJeudeQuilles(ル・ジュ・ド・キーユ)。赤い屋根が目印のル・ジュ・ド・キーユには表にテラス席もあるこじんまりとしたお店。お隣は有名なお肉屋さんのユーゴー・デノワイエ。もちろんそこのお肉を使っている。可愛い店内。フランス人ってやっぱりセンスがいい。オープンキッチンにいるのはシェフのブノワさん。カメラを向けると面白いポーズをたくさんとってくれるお茶目な方。
今夜はシェフにお任せに。とても綺麗なお皿を次々と出してくれた。wまず、ワインはカゾー・デ・マイヨーのスーラ2006年を。前回2007年のものを飲んだときも、開くまでに大分時間がかかったのだが、これも然り。そして酸化も早い・・・難しいワインだ。まず一品目はサラダ。卵とパルメザンチーズのサラダ。シンプルだけど良い味。二品目は仔牛肉のカルパッチョとアスパラ、青いトマト。ユーゴーさんのお肉は、やわらかくてフレッシュな味わいがとても美味しかった。三品目。アスパラ。マッシュルームのソースで。このアスパラはちょっとイマイチ。アスパラはそれ自体に味のあるものをシンプルにいただきたい。。四品目。イカと玄米(麦?)のリゾット。これは、イカの香りがしっかりしてて、美味しかった!普通はお魚のお皿のつけあわせとして出しているよう。メインのお肉!もちろんこれもお隣のユーゴーさんのもの。4週間の熟成もの。熟成加減がちょっと少なめ。お肉のつけあわせのお野菜。ポテトのフライが異様に美味しかった。デザートにパンナコッタ。これだけいただいた後、さっぱりしたパンナコッタは完璧な組み合わせ。ほかのテーブルの人ともつい言葉を交わしてしまうような、和やかな雰囲気のお店。