14区にあるビストロ、ル・ビス・デュ・セヴロ。本店のSEVEROとともに、ついにミシュランにも掲載され、ぐんぐん人気も高まってきている。この日は秋の美味、大好きなセップ茸が味わえる最後の週だということで、そちらをオーダー。シェフに、この店の人気メニューを少しずつ色々味わえる特別メニューを組んでもらった。
まずは、牛肉のタルタルとパルメザンチーズのチップ。スプーンに盛られていて素敵。一口にしてはちょっと大きめだ。パルメザンをチップ状にして添えるなんてちょっと面白い!タルタルはパリで一番のお肉を扱うこの店の大人気メニュー。カボチャのポタージュ。う~ん、美味しい。ル・ビス・デュ・セヴロの野菜はほんとに味が濃くて、自然の甘みが生かされていて、美味しい。おまけにとろとろのフォアグラが一切れ浮いていた。フォアグラのフランとセップ茸のソテー、これは去年食べてファンになった一品!今年もどうしても食べたくて、ずっと前からお願いしていたもの。フォアグラもセップも第一級の香りで、ふわぁ~~っと秋の濃厚な香りが口の中いっぱいに広がる。そしてメインはオマール。女の子二人だったので、半身に割ってもらった。ぷりっぷりかつふんわりした身!しっかりした強い海の香り。そして、オマールにはプラスもう一皿。オマールのはさみの部分とインゲンのソテー。ハサミの部分は一番美味なのだ。ぷりっとした不思議な食感。オマール丸ごとしっかり楽しめた。デザートは、桜の花の香りのするクレーム・ブリュレと、フランボワーズをはさんだアーモンドのチュイルを。ワインは、ジェラール・シュラー。大満足!斉田武シェフ、ありがとう!もう少ししたらジビエ(狩猟肉)も登場する。ル・ビス・デュ・セヴロの本店にシラク前大統領が訪れたこともあるそう。人気店なので予約は必須だ。