ハード・ソフト面ともに宮殿に値するという意味を込めてつけられたパレスホテル。パリでは7軒目のパレスホテルになるのがこのホテル・フーケッツ・バリエール。もともとは老舗カフェであったフーケッツをホテルとして再生させたもの。老舗カフェはそのまま、ホテルのメインダインイグとして使用し、老舗高級ホテルの香りはそのままに、ソフト面ではバトラーサービスを取り入れるなど最新の技術を導入しているのも魅力。ホテル・フーケッツ・バリエールの再生を託された、エドワール・フランソワは、カフェとホテルを一体化させるため、周辺の建物をすべて買い取ったというからすごい。
そんなこだわりのホテルには、パリ市内では珍しい大きなジャクジープールなどもあり、古い中にも新しい試みが感じられる。