グラン・パレは、パリにある大規模な展覧会場の建物であり、1900年パリ万国博覧会のために建てられたもの。古典的な石造りに鉄製の大きなアールデコの装飾がほどこされている。屋根はガラス張りになっており、当時の鉄骨建築の素晴らしさを満たれる部分。
万博によって作られたエッフェル塔など他の建物と違い、古典的な造りになっているのは、万博後も使用する予定だったため。その通り、万博終了後すぐに芸術団体による展示会、パリ見本市、モーターショー、航空展示会など、産業や科学にまつわる展示会もここで行われ、時代の先を行くものをここから発信してきた。
グラン・パレでは、現在中央部分のスペースでシャネルなどの各ブランドのファッションショーやさまざまな展示会が開催されるとともに、常設の美術館と科学技術博物館がある。
地下鉄の駅も近く、アクセスは悪くありません。