マドレーヌ寺院は、パリ8区にあるマグダラのアリアを守護聖人としたカトリック教会。1842年に完成し、ルイ18世によってカトリック教会に用途が変更された。このため外観はキリスト教の教会としてはかなり異例。まるで古代ギリシア神殿のような雰囲気を持っている。意外と大きいマドレーヌ寺院。ここの教会はステンドグラスがないが、その代わりに天井の一部がガラスになっていてそこから明かりを取り入れてる。マドレーヌ寺院の内部には、聖母マリアの婚礼像と、キリストの洗礼画、聖マグダラのマリアの歓喜像などが安置されている。
また、1849年にはパイプオルガンが置かれており、ガブリエルフォーレがレクイエムの初演を行ったことでも有名。マドレーヌ寺院の前方にはコンコルド広場の塔が見える。