パレ・ド・トーキョー

※2012年4月リニューアルオープンのため閉鎖中

パレ・ド・トーキョーはパリにある美術館。２００２年にオープンした比較的新しい美術館で、現代美術が中心。絵画、彫刻、デザイン、ファッション、ビデオアート、映画、文学、ダンスにいたるまで幅広い展示がある。セーヌ川のケドビリー通りが１９１８年に東京通りと改名されたが、この美術館が東京通りに面して建っていることからパレ・ド・トーキョーの名がつけられた。パレ・ド・トーキョーは、パリ万国博覧会にあわせて１９３７年近代美術宮殿として誕生し、その後は第二次世界大戦中にはユダヤ人達から奪った美術品の倉庫として使用された。１９６１年にはパリ近代美術館として一時利用された後、美術品展示場、フランス国立写真センター、フランス映像音響芸術学院、シネマテーク・フランセーズとさまざまな団体に使用された後、２００２年に現在のパレ・ド・トーキョーとして開館。年２０万人以上の観光客が訪れるヨーロッパ現代美術の先端的な施設となっている。