パリのシテ島にあるパリ最高裁判所。パリ最高裁判所の建物は、古くはノルマン人の侵攻を防ぐために立てられた要塞であった。中世にはカペー朝の王たちの住まいとして使われていたが、その後シャルル5世がここに高等法院を設置、1788年にはここで3部会の招集が要求され、革命裁判所がおかれたところでもある。別名パレ・ド・ジャスティス=正義の殿堂とも呼ばれているそう。
また、映画マリーアントワネットの首飾りで、刑事たちによる裁判のシーンがあるが、その舞台もこのパリ最高裁判所。
パリ最高裁判所敷地内には、ステンドグラスで有名なサント・シャペル、マリーアントワネットが最後の日々をすごした、王室管理府がある。