プティ・パレは、パリにある美術館の建物。1900年のパリ万国博覧会のために立てられたもので、現在はパリ市立プティ・パレ美術館として公開されている。同じく万国博覧会のために立てられた展覧会場グラン・パレの設計者、シャルル・ジローによる設計。プティ・パレは、他の公共の建物のモデルにもされており、その採用例としてベルギーの王立アフリカ博物館、チリの国立博物館、サイゴンのオペラハウス、ホーチミン市民劇場などがある。
プティ・パレは、展示室は2つに別れており、常設展と特別展。中世とルネッサンスの絵画や美術品と、18世紀の美術品などが納められている。常設展は無料で観覧できる。