芸術橋(ポンデザール・PontdesArts)は、パリのセーヌ川にかかる橋の名称。フランス学士院とルーブル美術館を結ぶ橋。芸術橋の愛称は、ルーブル美術館は過去に「芸術の宮殿」とよばれていたことに由来する。
ポンデザールの歴史は1802年。当時の第一統領であったナポレオン・ボナパルトの命令によって作られ、当時初の金属製の橋として誕生した。パリの街の景観にふさわしいよう、デザインはルイ・アレクサンドル・セザールが担当した。
その後何度かの爆撃や、船の衝突などによって1977年に橋は崩壊。現在のポンデザールは、1982年から84年にわたる工事で新しくかけられたものである。
また、当時のデザインに似せて作られているが、隣のポンヌフに合わせてアーチを最初の9から7に減らしている。