サン・マルタン運河は、サンルイ島の東を流れる小さな運河。映画『アメリ』の主人公が水切りをするシーンでも有名だ。秋の一日、アメリ気分でサンマルタン運河にお出かけ。パリの紅葉。日本とは違うけれどこれはこれで街に合っていて綺麗。運河沿いには、こちらも映画で有名な北ホテルもあり。今はカフェになっている。橋の上から景色を眺めると偶然にも、運河めぐりの観光船がやってきた。橋の真下に丁度、閘門があるふぁが、せっかくなので、この船が、閘門を通過し、太鼓橋の下をくぐってゆく様子を観察した。閘門の中にはいった船。上の門が閉じる。こちら側の水位がどんどんあがり、逆に門の中の水位は下がっていく。ほらほら、船の頭がもうこんなに低くなってる!水位が同じになったところで、下の門がオープン。船は無事に通過することができた。でもここでもう一つの関門。旋回橋だ。まずは旋回橋の踏み切りが降りて通行止めに。そして橋がスライドしてぐる~っと回って縦になって、船が通ったあとにまたゆっくりと元にもどり踏み切りがあがって、おしまい。サン・マルタン運河は、全部で9つの閘門があるんだそう。閘門といえば、アメリカの五大湖のイメージがあったが、それに比べてここのはおもちゃのように小さくて可愛い。