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ここの物価の安さもフィリピン留学を強力に後押しする一因

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フィリピンは(日本に比べて)物価が安い。それは事実。特に農産物やお菓子やジュースなどの加工品、マッサージ、サービス、交通機関などなど大部分が日本よりも安いと思う。この物価の安さもフィリピン留学を強力に後押しする一因かと。さすがに、1万円もあれば一ヶ月豪遊でるとは言えないが、外出は余りせずに、寮で粛々と勉強に励むのであれば、1ヶ月で1万円でも生活は出来るものだと思われる。ちなみに、寮は3食付なので、別途で食費が掛からない。最低費用は、最初の1ヶ月はビザ延長費6,000円程度+電気代2,000円程度+お小遣い程度。また普通に暮らしても、日本での生活費に比べれば格段に安く感じる事と思う。

ただ、何もかもが安いのか…というと、そういうわけではない。特に高いと思われるが、電化製品、自動車、一部の人しかしないスポーツ用品(テニスなど)、そして電気代と通信(特にインターネット)。電化製品や自動車は輸入品で、関税の関係などがあって高額になる。スポーツ用品も輸入品の上に、特にテニスやゴルフなんかは上中流層以上しかしないので、高く付くよう。そして意外に高いものといえば、電気代とインターネットなどの通信費。

 

●電気●

JETROの各国電気代比較によると、1ドル100円で計算した時(家庭用電気)セブの電気代は1kwあたり17円。日本は20円から26円、シンガポールは17円、韓国は8円、中国は4.5円から9円(上海)、台湾は6円から11円(台北)、インドは13円から18円(ムンバイ)、タイは5円から9円(バンコク)、ベトナムは3円から11円(ホーチミン)、インドネシアは6円(ジャカルタ)と、ざっと数字だけ見ても、アジアの中では相当高いほうに位置する事が分かる。また、そもそもセブ島の電気は、セブ島で生産されているのではなく、ネグロス島で生産され、それがケーブルを介して供給されている。なので、このネグロスの発電所や、鉄塔がダメージを受けると、セブ島全体に影響が及ぶ。故障がなくても、どちらにしても、最近は電力が不足気味。特に最近は建設ラッシュで、どんどんと建物が建てられ、人口も増えてきているのに島内にはまだ発電所がないという状況で、電力不足は深刻。電力が不足している、そんな時、電力会社は計画停電なるものを強行。この時間はこの地域、その次はこの地域、という具合に計画的に電気を落とす。これは事前の通告なしに、いきなり、何の前触れもなく、突然実行される。いきなりバチッ!!と電気が落ちる。
フィリピンも何もかもが安いわけではなく、高いものもあるし、日本と変わらないものもある。そして、やはり基礎的なインフラの整備は日本に比べるとまだまだ脆弱。そのような事を知り、ある程度覚悟を持っておくと、実際に留学や仕事、長期滞在などでセブに生活をする時に驚かずに済むのではないだろうか。ちなみに、セブ島内の発電所は現在韓国電力公司がセブ市の南方Nagaに火力発電所を建設しており、 来年には完成の予定だとか。この発電所が出来れば、電力不足も大幅に解消されるものと期待できる。

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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