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フィリピンの宗教

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フィリピンの宗教

国民のほとんどがキリスト教徒。

ミンダナオ島の一部、スールー諸島などはイスラム教徒が多数を占める。

宗教名 比率(%)
カトリック 83%
その他キリスト教 10%
イスラム教 5%
その他 2%

 

 

「サン・オウガスチン教会」

ここは世界遺産に指定されている1606年にできた、フィリピン最古の石造り教会。古びた感じが、いい味を出してる感が満々。マニラの中で、数々の戦火を くぐり抜けた教会では唯一現存する教会だそう。中は、通路撮影可能だが、部屋は撮影が禁止されているのでご注意を。また、博物館もあり、ここは中庭を取り 囲むようにいくつもの部屋があり。廊下にはこれまたふるい絵や、キリスト像、パレードかなんかで使う装飾品なんかが置いてあったりるす。更に。部屋の中に は、これまたいろんな種類のキリスト像があったり、神父さんが着ていた服があったり。ものすごい宝飾が施されてる王冠みたいなのがあったりもする。もちろん礼拝堂もある。「サン・オウガスチン教会」界隈はスペインの影響が多々見られる地域で、道や街並みもちょいとフィリピンの感じと、は違う。その影響なのか、馬車(カレッサ)も走っているが、これにのる地元住民はいない

 

「バコロール教会」

バコロール教会」 というところは、いたって普通の古い教会。と思いきや、よく見てみると、なんで窓が下の方に?この地域は、ピナツボ火山の噴火の影響で、度々泥流に見舞わ れこのエリア一体の集落?が泥流に飲み込まれてしまったそう。この教会も例外ではなく、2階部分の途中まで埋まってしまったとか。ご存知の方も多いと思う が、フィリピンというのは非常にキリストを崇拝している国。この教会だけは、なんとしても守りたかったのだろう。みんな必死に、手作業で教会の中の泥をか き出して、やっとここまでの状況になったそう。今は、2階の部分を出入り口にし教会として利用している。外観から見ると、ごくごく普通の教会に見えるが、 この教会の周りには無残にも泥流に飲み込まれた家々が屋根の部分だけ顔をのぞかせている。教会内にあるミュージアムには、あった在りし日のバコロール教会が見れる。

 

「マニラ教会」

フィリピンの中でも最も古い教会の一つである「マニラ大聖堂」は、イントラムロスと 呼ばれる16世紀にスペイン人がフィリピン統治の本拠地として建てた最古の地区の入り口に堂々と建つ。それはそれは美しい大聖堂。イースターデーは、まる で日本の初詣のような人混み。教会に入ってみると、それぞれのステーションで祈りを捧げている人がいっぱい。それぞれのステーションで捧げる祈りが異な る。壁にある木の彫刻が、一つのコマを表現している。

マニラ大聖堂」は、大2次世界大戦時に破壊されたが再建さえ重要教会とされているそう。再建時には神奈川県知事からの援助もあったとか。また、内部のアジア内で最も大きなパイプオルガンを持つ事でも有名。ステンドグラス等も美しく見応えあり。

 

「ビノンド教会」

マニラのチャイナタウン(ビノンド)で、今までの長い長い歴史を静かに見守ってきたのが、こちらの「ビノンド教会」。 ビノンドのシンボルで、もともとは1594年スペイン統治時代に建てられ、その後、度重なる地震や災害によって崩壊した部分も多くあり、大規模な改築は第 二次世界大戦後にされたとか。スペイン人がやってきて、ここで多くの中国人が「仏教徒」から「カトリック教徒」に改宗をさせられた)。そして、中国人と フィリピン人との結婚も増え(スペイン人によって奨励)、『"Tsinoy";チノイ』と呼ばれる、Chinese(中国人)とPinoy(フィリピン 人)の混血もここビノンドから増えていったとか。色々な歴史が垣間見える場所でもある。

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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