■フィリピンでのトラブル事故
フィリピン、特にマニラという地名を聞くと、『危険』というイメージが思い浮かぶ方も多いはず。
治安状況は決して良いとは言えず、実際に多くの事故や犯罪が起きている。
特に日本人は裕福に見られるため、強盗などの標的になる可能性が高く、旅行の際はくれぐれも注意したい。
*盗難・紛失
現地の警察で盗難届出証明書(ポリスレポート)を書いてもらおう。
いつ、どこで、どのように盗難・紛失したかを警察官に説明し、レポートにまとめてもらう。
海外旅行保険の携行品の項目に加入していれば、保険会社に連絡を入れる。
【パスポート再発行・渡航書発行-大使館】
*まず警察署で紛失・盗難届出証明書を発行してもらう
・戸籍謄本または抄本1通
・旅行日程が確認できる書類
・写真(縦4.5cm×横3.5cm)2枚
*IC旅券作成機が設置されていない在外公館での申請には写真3枚必要
・紛失・盗難届出証明書
・手数料 10年用パスポート16000円、5年用パスポート11000円、帰国のための渡航書2500円
*支払いは現地通貨の現金
名前 | 住所 | 電話番号 |
在フィリピン日本国大使館 (Embassy Of Japan) |
2627 Roxas Blvd., Pasay City, Manila, 1300 |
02-551-5710 02-834-7508(領事班直通) 02-551-5785(フリーダイヤル) |
在セブ出張駐在官事務所 (Consular Office of Japan) |
7th Floor, Keppel Center, Samar Loop Cor. Cardinal Rosales Ave., Cebu Business Park, Cebu City |
032-231-7321 032-231-6843(フリーダイヤル) |
在ダバオ出張駐在官事務所 (Consular Office of Japan) |
Suite B305 3rd Floor, Plaza de Luisa Complex, 140R. Magsaysay Ave., Davao City, 8000 |
082-221-3100 082-221-2176(フリーダイヤル) |
【航空券再発行-航空会社】
*格安航空券は通常再発行はできないが、例外もあるので、まずは航空会社に問い合わせてみると良い。
・パスポート
・紛失・盗難届出証明書(警察にて)
・航空券をいつ、どこで購入したか、旅行会社の詳細などが必要になる
【トラベラーズチェック再発行-発行銀行オフィス】
・パスポート
・紛失・盗難届出証明書(警察にて)
・トラベラーズチェックの発行証明書
・未使用トラベラーズチェックの番号(自分が何番まで使って、何番から紛失・盗難にあったのか分かるように、旅行中は記録をつけておくと良い)
【クレジットカード失効手続き】
名前 | 電話番号 |
三井住友VISAカード |
00-800-12121212(フリー/24時間日本語対応) |
MasterCard |
電話での問い合わせは、各提携会社にて対応 |
アメリカン・エキスプレス(AMEX) |
81-65-6535-2209(フリー/24時間日本語対応) |
ダイナースクラブ(DINERS) | 81-45-523-1196(24時間対応) |
JCB | 1-8000-1-811-0027(フリー/24時間日本語対応) |
DCカード | 10271-800-810-3135(フリー/24時間日本語対応) |
*トラブル・詐欺の実例
名前 | 手口 |
両替詐欺 |
偽札を入れたり、紙幣の数が少なかったりする。 |
売春絡みの恐喝 |
女性に誘われ、家やホテルに行った所、警察官が現れ拘束される。 警察官もグルになっており、示談金などを要求される。 |
公共交通機関でのスリ | バッグを刃物で切られ、中の財布などを盗まれる。 |
いかさま賭博 |
賭博をやらないか持ちかけられ、やると必ず相当な額の損害をこうむる。 |
*旅行構えの注意点
・知らない人にはついていかない
・流暢な日本語で親しく近づいてくる人には気をつける
・トラブル詐欺と分かったら関わらない事
・情を訴えてくる人には気をつける
・賭け話にはのらない
・人ごみの多い場所では、財布やパスポートに気をつける
・曖昧な態度は取らず、意思表示をはっきりする
・甘い話にはのらない
・コピー商品は購入しない
・公共交通機関での盗難に気をつける
・慎んだ行動を心がける