今日何食べる?韓国料理!!と言われたら、焼肉以外で90%の確率で行くのがココ「ファングン」。ここは韓国の一般的な家庭料理から韓国風中華、焼肉などなど韓国料理全般を取り扱う韓国料理店。セブには一説には2万人の韓国人がいる、と言われている。それだけ韓国人が多いので、自然と韓国料理屋も多いのだが、無鉄砲で大胆な国民性のおかげで、レストランが出来ては、消え、主人が変わり、味が変わり、そして消えと変化が激しいのもセブの韓国料理店事情。そんな変化の激しいセブの韓国レストラン業界でも、安定した人気と味を誇っているのがここ「ファングン」。
メニューはキムチチゲ、テンジャンチゲ、ジャージャー麺、チャンポンなど、韓国の一般の食堂で食べられるメニューばかり。セブの大体のレストランでも食べられるメニューだが、味はどこよりも美味しく韓国の味に近い。また一緒について来るつきだしの数も多く、季節毎にメニューが変わる。そして何よりもこれもまた美味しい。値段は他のレストランよりもちょっと高く、どのメニューも50ペソ(100円)程度高いのだが、それでも、中途半端なものを食べるんだったら、50ペソ多く出して美味しいものが食べたい。韓国人の方いわく、金欠の時は韓国館、そしてちょっとお金がある時には「ファングン」に来るそう。主人の韓国のおばちゃんは、フィリピン人従業員との会話もまた面白い。おばちゃんは従業員に指示を出す時は、大概、韓国語でめっちゃしゃべる。でもそれを従業員は聞き取り、英語で返す、というなんとも不思議なコミュニケーション。でもちゃんと成り立っているから不思議。何はともあれ、大体何を頼んでも美味しい韓国料理屋「ファングン」。韓国の一般食堂の味を味わいたい方は、是非行ってみて。またここでは配達サービスもしているので、ちょっと外出するのは面倒だ、という時に便利。
●韓国料理●
チゲ/スープ類(いずれもご飯つき)
・キムチチゲ:250ペソ(お馴染みのキムチ鍋。グツグツ煮だった煮だったスープが陶器に入ってやってくる。)
・テンジャンチゲ:250ペソ(韓国味噌のスープ。)
・スンドゥブ(純豆腐)チゲ:300ペソ(絹ごし豆腐よりも柔らかい豆腐の辛いスープ。これもグツグツ陶器。)
・スンデクク:300ペソ(スンデという豚の腸に春雨や野菜などを詰め、豚の血で煮た韓国のソーセージ的ものの白いスープ。他に豚の耳や、肺などの部位が入っている。貧血気味の人には最適??好き嫌いは分かれる。)
・ソルロンタン:300ペソ(牛の骨を長時間に込んだ白い牛肉スープ。)
ご飯類
・チェユクポックム:200ペソ(豚の野菜の甘辛炒め)
・オジンオポックム:200ペソ(イカと野菜の甘辛炒め)
●中華●
・ジャージャー麺:200ペソ(味噌を炒めた黒いソースかけた麺)
・カンチャジャン:250ペソ(普通のジャージャー麺よりたまねぎがより多く入ったジャージャー麺)
・チャンポン:250ペソ(魚介類の辛いスープの麺)
・チャーハン:300ペソ(韓国中華チャーハンの特徴は、ご飯にジャージャー麺のソースをかける所)
・酢豚:M 500、L 800ペソ