「STK(エス・ティー・ケー)」という、ローカルのグリル&レストランは、看板が目印。このお店のウリは、何と言っても、マグロのカマ焼き。毎朝9時ごろからと、ランチが終了してから、特製のタレに漬込んだマグロのカマその他を、お店の目の前にて、下焼きし、ランチ(11時半頃から1時過ぎ頃)とディナー(夕方5時半頃から深夜11時過ぎ頃)の時間帯に、注文が入ったら、再度、火を通し、焼き立て熱々を出してくれる。ドラム缶を縦割りに切った中に、炭を入れ、上にグリルを乗せる、見るからに豪快。因みに、このカマ焼きは、地元では、Panga−パンガ−と呼んでるそう。魚好きの方には、文句なしの深い味わいがあるのだが、血合いのような、ちょっとクセのある部分が多い事と、分厚い皮と骨の間から肉をむしり出すような感じで、中々、お上品には食べられない。お持ち帰りにして、箸を使って食べると楽なのだが、現地式のスプーンとフォークでは、役に立たず、終いには手づかみにしてしゃぶり付くしか無いよう。一人で行くには、一品当たりの盛りが大きすぎるので、最低でも二人、出来れば三人以上でお出かけになる事をお勧め。予算としては、最高級のカマ焼きと他数点をオーダーしたとしても、一人当たり、精々、300ペソ(600円)前後の腹積もりをしておけば、御腹一杯、食べて飲めると思う。