エルニド空港からボートに乗り換え、しばらくボートに揺られ、岩だらけのごつごつした島をいくつか通り過ぎると、山のふもとに何やら建物が現れる。空港同様、歌でお出迎えされスタッフ自ら楽器を持ち、みんなで並んで歌を歌う。食堂で、飯以外にも何かスタッフに用があればここに来る。チェックイン手続きもここで。食堂からは桟橋が伸びた先にある小屋が眺められ、これツアーデスクみたいなところで、ここから毎日色んなところにボートが出発する。ここのリゾートは食事やオプショナルツアーもぜんぶ宿泊代に込みのオールインクルージブなので、金がかかるとか気にせずに思う存分やりたいことができて、食いたいものが食える。
コテージは、独立しているのでいい感じ。ただ、リゾート全体の規模が小さく、この手のリゾートにしては比較的人口密度が高いため、けっこう年中人が通りかかったり、目の前にあるバスケットコートで遊んでたりと、人の気配を感じる。誰にもインタラプトされない静かな環境、というわけではない。が、その望みも、ちょいとボートに乗って無人島に連れてってもらえば叶ってしまうもの。コテージの中は、基本的にベッドとシャワーがあるだけの質素な作り。アリが入ってきたりもするので、食べ物を持ち込む場合は要注意。