「サント・ニーニョ教会」は、マゼランクロスから徒歩1分の距離にあり、16世紀中頃に建てられた、珊瑚石でできたフィリピン最古の教会。青空の下に、味のある石畳の建物で、周囲には沢山の敬虔な信者。ヨーロッパの教会とちがって、信者の方々がたくさんいて、物売りのおば様方も沢山いるので、とっても賑やか。
こちらの教会では、セブで初めてキリスト教信者となった王族に贈られた、幼いイエスの像(サントニーニョ像)がおいてある。その像に祈りをささげるために、長い列ができるそう。ちなみに、この守護聖人は、約40cmの幼いイエス・キリスト像(サント・ニーニョ)で、マゼランが王女ファナに贈ったもの。ガラスの中で手を広げているのが、サントニーニョ像(幼きイエスの像)で鮮やかなブルーの背景と生花。ヨーロッパの教会とは違った色彩の美しさが印象的。
また、16世紀の戦火に包まれた時にここの像は、焼け跡に傷が一切なく横たわっていたそう。教会に横には、サント・ニーニョ教会博物館もあり、セブの歴史や教会の歴史が学べるので、是非立ち寄ってみて。また、日曜日の午後に、真剣に祈りを捧げる人々。サントニーニョ像に祈りを捧げるために列を作っている人たちも含め、フィリピンの人々の真面目さというか、熱心さを目の当たりに出来る。
・入館料-無し
コース紹介
サント・ニーニョ教会博物館
電話:032-255-6697~9(内戦602)
営業時間:(火~日)8:00~12:00/13:30~17:00
休館日:月・祝
入場料:大人 20ペソ/学生・子供 10ペソ