紀元前312年に執行官アッピウス・クラウディウスによって敷かれたローマ初の執行官道路である「アッピア旧街道」。大きな平らの石畳の道で、当時のローマ人の舗装技術を残している。排水設備を備えた完全舗装の2車線道路は「アッピア旧街道」が初である。起点からの距離が分かるように、1マイルごとにマイル柱石が置かれ、現在でもそれを見ることが出来る。
本当にのどかな雰囲気が広がった場所である。「女性のひとり歩きは危険」的なことがガイドブックに書かれているが、あまりそんなことは感じない。はるばる来ている観光客らしき人の姿も見れるし、近隣に住んでいるっぽいジョギングをしている人の姿もある。公園からは子供たちの遊び声も聞こえてくる。どちらかと言えば人通りは少ないし、逃げ場がないので、、万一のときには危ないかもしれないが。
「アッピア旧街道」の両端には、古代の墓なんかがたくさんあって、観光のしがいがある。バスも走っているが、森林浴を楽しみながらのサイクリングもオススメだ。こ