古代ローマ時代には神殿が置かれていたという「カンピドーリオ広場」。カンピドーリオ丘にあり、古くからローマの中心だ。法王パウロ3世の要請によって、ミケランジェロが手がけた美しい広場である。完成したのは17世紀で、敷石が実現したのは1940年になってのことだ。入口左右には、カストルとポルックスの巨像があり、中央にはマルクス・アウレリウス帝の騎馬像のレプリカが置かれている。
現在、「カンピドーリオ広場」の中央奥にあるセナトリオ館は、ルネサンス建築代表とも言われるローマ市庁舎。左右にはカピトリーニ美術館が建つ。