カタコンベとは初期キリスト教徒の共同埋葬所のことである。「サン・カッリストのカタコンベ」は、トゥーフォと呼ばれる柔らかな石の地層からなっていて、細い道が迷路のように入り組んでいる。垂直方向に4層となっていて、長さ20km以上、延べ面積12万㎡、約10万人が祀られているという。教皇も何人か埋葬されているようだ。聖チェチリアのお墓もあって、本物はトラステヴェレの教会にある彼女の像のレプリカもある。
英、仏、独、西、伊語でのガイド付き見学が可能。日本語での説明はないが、日本語のガイドテープの用意はあるので、案内所で申請すれば借りられる。