1520年に完成した「ファルネジーナ荘」。入口はテヴェレ河沿いの道路ではなく、奥のほうの路地に位置する。10年の歳月をかけ造られた、初期ルネサンス様式の館である。芸術愛好家であったアゴスティーノ・キージの別荘だったが、その後、所有者が転々として1927年に政府が買い上げ、現在はアッカデミア・デイ・リンチェィの迎賓の間として使用されている。また、国立素描版画展示室として、15世紀以降の作品も展示している。
なんと言っても必見なのは、ラファエロが1511年~1512年に描いたフレスコ画「ガラテア」だ。この絵が飾られているガラテアの間は、壁面や天井なども美しく装飾されている。
天井画など他にも見どころがあるので、オススメだ。
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