ヴァチカンの南に位置する「ジャニコロの丘」。テヴェレ川の右岸を見下ろす海抜82mの丘である。ローマ8つ目の丘とされ、伝統的な「7つの丘」には入っていない。高台にあるので、ここから眺めるローマの街並みは最高である。インスピレーションを求めて、かつての芸術家たちもこの地を散策に訪れたようだ。
昔、法王と会食をする人へ時刻を知らせるために空砲が用いられていたようだが、その名残で今でも正午になると空砲が撃たれる。
とても広く、結構散歩ができる。晴れた休日には地元ローマっ子も多く訪れる場所だ。とにかく、ここからの眺めは一見の価値あり。ぜひ、立ち寄ってみて。