306年~312年に在位したマクセンティウス帝がアッピア街道沿いに造営した「マクセンティウスの競技場」。現在、開放はされていないようだ。長さ520m、幅92mの競技場はほぼ完璧な姿を留めていて、その大きさがよく分かる。1万人の観衆が収容可能だったようだが、グランドに砂が敷かれていないことから、一度も使用されていないと推測されている。また、ともに建築されたマクセンティウスの館は部分的に残っている。
ローマ中心部からは少し離れているが、周辺に点在する見どころと一緒に見学しても良いだろう。
記事最終修正日時2013.03.07 07:58
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