最近日本にも進出し、主婦層を中心にちまたで話題に上がる事の多い「COSTCO(コストコ)」。もともとはアメリカの「会員制・郊外型・大型・まとめ売りスーパー・マーケット」なのだが、日本や韓国・台湾に進出する以前から既にサイパンにはその店舗があった。サイパン店開店当初は、年間US$25で会員になるか、もしくはUS$5で「一次会員証を作れば誰でも会員価格で買い物ができた。その後、多くの現地の観光客向けのブックレットや日本のガイド・ブックなどにも「無料一次会員証」などが付くようになり、よりサイパンでのまとめ買いがし易くなった。それが、ここ数年はサイパンの経済状況の悪化を受けてか、はたまた観光客の急激な減少からなのか、「会員制」ではなくなり、ただの「ばかデカイ」スーパー・マーケットと何ら変わりは無い。実際にこの場に来ると、商品の一つ一つが「デカイ」か「量が多い」かで、観光客が気軽に買える物などほとんど無い。大体、超特大のトランポリンを売っているスーパー・マーケットなどここ以外には無い。でも、さすがに「郊外型」の店舗だけあって、サイパン店も周りに見える風景はアメリカの郊外を彷彿とさせてくれる。アメリカンなスーパー・マーケットの雰囲気を味わうために、観光がてら一度訪れるのにはいいかも。実際にはアメリカの街中には、こんなスーパーは無いだろうが。あくまで「郊外店舗」。ちなみに、トイレもドアの上下が開いている「アメリカン」。
2010年3月に訪れた時は閉店していました。