「ボドナムチプ(柳の家) 」という最高ランクの韓牛にこだわる、高級焼肉屋さん。席に着くと、韓国の風物詩、続々とお皿が運ばれてくる。
そして、お待ちかねの「センデゥンシム(上生ロース)(45,000ウォン/150g)」。韓牛の雌のお肉。雌の方がやわらかいということだ。店員さんが焼いたり、切ったりとお世話してくれるので、焼かれるのを待てば良いだけだ。生ロースはシンプルに岩塩でいただく。肉汁がとてもサラッとしている分、赤身が主張してくる。つまり赤身が美味しくて、お肉の味が濃い。おまけに、アゴが拍子抜けするほどやわらかい。お値段分の旨さが凝縮された一品だ。
続いて「ボンカルビ(大骨付きカルビ)(42,000ウォン/250g)」。通常の骨付きカルビの倍はある大きさで、ひと口サイズにチョキチョキ切られる。食べごろになったカルビは網の端っこに追いやられ、焼き過ぎを防ぐ。フルーティーな甘ダレに漬け込んだ骨付きカルビはとてもやわらか。そしてタレがお肉によくしみ込んでいる。お肉に切り込みが入っているせいだろう。実に美味。牛の血のスープは、五穀ご飯にサービスで付いてきたようだ。血のスープと言っても全く血生臭くなく、飲みやすい。
最高ランクの韓牛にこだわりを持っているだけあり、その味に間違いはない。一度、お試しあれ。
この店の隠れメニューは、何と言っても骨付きのセンカルビです。これは最高 要予約です、一般の人には当たりませんよほどの常連のみです
私は20年来通っています。