1951年から今まで、西村(ソチョン)に変わらない姿であり続ける「デオ書店」は、ソウルで一番古くからある本屋さんだと言います。
現在は、書店の代わりにカフェを運営していますが、昔の本やお店の内装はそのまま残してあり、昔の思い出に触れようと、わざわざ訪ねるお客さんが多いようです。
室内のインテリアも昔の家具がそのまま使われていて、まるで田舎のお婆ちゃんのお家に遊びに来たかのような感じです。
屋外にはピアノが置いてあり、時々ささやかな音楽会も開かれるそう。
ドリンクの種類は豊富ではなく、アメリカーノ、柚子レモン茶(手作り)、パールジャスミン茶、ホットチョコと4種類のみ。
思い出の場所に相応しく、ドリンクを注文すると、タルゴナ飴(カルメ焼き)がサービスで付いてきますが、甘すぎるため、もともと好きじゃない方は遠慮しておきましょう。
60年前の風景を感じられるデオ書店に立ち寄って、ゆったり和やかな時間を過ごしてみてください。