青瓦台(せいがだい)近く、おしゃれな地域にあるイタリアン、メニューブックを開いて驚いたのは、メイン料理がなく、カプレーゼやフリットのオードブルのほかは、すべてパスタだったこと。30種類はあったと思う。でも、フリットは衣がやや厚かったもののいけたし、カプレーゼはほんと美味しかったし、カルボナーラを始めパスタはアルデンテでソースも絶品。メイン料理がないからイタリアンとお店を名乗るのはおこがましいとは思うけど、パスタの豊富さでカバーしているつもりなのだろう。5年後、10年後どうなっているか楽しみなお店だ。値段が高いため、客の入りは少なめ。韓国のショップ構成は、ほぼ95%が自国料理で占められている。だから、需要がないため、日本で食べるイタリアンと比べ、この料理でこの値段なの?という感じだったけど、6日間、毎日韓国料理を食べ歩いていたものだから、さすがに違う国の料理が恋しくなって。ネットでイタリアンを探したら、「ペンエンバン」というお店がヒット。「dal1887」という店名に変わっていたが、無事たどりつけた時は嬉しかった。お皿のセレクトや盛りつけはいけてなかったけど、お店自体はおしゃれな感じだ。