サムギョプサルとは豚の三段腹の肉の部分を言い、これを鉄板で焼いて食べる習慣がある国は世界でも韓国だけだといいます。日本にも最近、サムギョプサルの存在が浸透しつつありますが、やっぱり韓国に来たからには本場のサムギョプサルを食べたいですよね!
地下鉄1,3,5号線 鐘路3街駅から歩いて3分、ドロスホテルのすぐ横にある「ハンドサムギョプサル」。ここはサムギョプサルマニアにはたまらない、純粋たるサムギョプサル専門店!!メニューがサムギョプサルとチャドルバギ(横隔膜部分)しかないんです。しかし、その分サムギョプサルには厳しいこだわりがあります。京畿道(キョンギド)の利川(イチョン)市から新鮮なお肉を厳選して仕入れており、一定の温度下でお肉を保管し、お肉そのままの旨味を生かしてお出ししています。ちまたでは最近、味をつけたサムギョプサルなどさまざま新しいスタイルのサムギョプサルが登場していますが、ハンドサムギョプサルは一貫して韓国人が昔から慣れ親しんできたサムギョプサルの味と形を守っています。韓国人にとっては「これぞまさしく!」という伝統的なサムギョプサルであり、海外からの旅行客にとっては韓国特有の食文化を実際に味わえるチャンスとなるでしょう。お肉を頼めば一緒に野菜もいっぱい出るので、意外とサッパリとたくさん食べられちゃいますよ。また、ハンドサムギョプサルは水晶でできた鉄板を使っているのも特徴のひとつです。水晶は鉄板よりも熱を通しやすく、余熱を長く持続します。普通は鉄板を暖めてからお肉をのせないといけないのですが、水晶は逆です。お肉をまず水晶板にのせてから火にかけます。しかしそれでも鉄板より早く熱を通すので焼けるまでの時間をじ~っと待つこと無く食べることができます。
お肉を大体食べ終わったら、水晶板の上で作るキムチやエゴマの葉が入ったチャーハンで締めましょう!食堂のおばさんが腕をふるって美味しいチャーハンを炒めてくれます。豚肉の脂が絡んだチャーハンはお腹が膨れていてもついつい手を伸ばしてしまう美味しさ。今日一日はカロリーを忘れて、思う存分サムギョプサルを堪能しちゃいましょう。
ハンドサムギョプサルの食べ方 お肉が焼けたら、まずはごま油に付けて、サンチュの上にのせましょう。 サンチュが大きかったらちぎって一口サイズにします。 お肉と一緒にねぎなどの野菜をのせて、お好みでにんにくものせます。 最後にお味噌をちょこっと入れて巻いて一口でパク!と食べましょう。 重要なのは一口で食べること!それでこそサムギョプサルの味をそのまま味わえます。
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