最高級の炭火焼肉をワインとともに提供する、辛氏火爐(シンシファロ)。韓国で有名な焼肉フレンチャイズ企業です。辛氏火爐が有名な理由の一つが、焼肉に使う「炭」にあります。辛氏火爐で使用する炭が運ばれてくるのは、全羅南道(チョンラナンド)の霊光(ヨングァン)という小さな村からです。ここに民俗資料として指定されている辛氏宗家の巨大な火窯があります。この火窯は今まで500年間一瞬たりとも火種を消さず、大切に守られてきました。そんな辛氏の炭への愛情とまごころを引き継いだのがこの辛氏火爐なのです。辛氏火爐では陶磁器の火鉢に炭を入れ、鉄網やグリルでお肉を焼きます。これが一番美味しい焼き方だそうです。陶磁器の黄土と炭から放たれる遠赤外線はお肉に一気に満遍なく熱を通してくれます。ガスよりも火の通りが早いため、お肉の水分や肉汁を飛ばさずに焼くことが出来るんです。しかも、炭の香りがお肉特有の匂いを消し、食欲そそる香りへと変えてくれます。辛氏火盧のこだわりは勿論、炭だけに留まりません。牛肉は必ず最高級の韓牛のみを使用しています。柔らかさと風味はやはり最高級ならではのもの。霜降りロースは口の中でほとんど噛まずに溶けてなくなってしまいます。お肉に使うソースから、おかずの味付け全て、辛氏火爐本社で管理をしているため、どこの店舗で食べても、同じ味を食べられるのも辛氏火爐が人気で信頼高い理由の一つです。
辛氏火爐は20代、30代をメインターゲットとしてお店作りにも他の焼肉店と格差を付けています。日本の居酒屋からもヒントを得て、座席は畳で掘りごたつのようになっています。木の格子やすだれで席をやんわりと区切っているので個室にいる感覚で落ち着けます。店に使われるインテリアは辛氏火爐でデザインし、天然の木材や煉瓦から作られているのでより本物の高級感、センスの高さを肌で感じます。店内に流れる音楽は焼肉店とはかけ離れたジャズやボサノヴァ。晩酌として焼酎ではなくワインを勧めているのも今までの焼肉屋のイメージを破っています。それらが見事にマッチし、カップル達にもベストなムードを演出してくれます。こちらの店舗は景福宮駅から歩いて約70mとアクセスに便利なところも嬉しい点です。炭火焼肉を堪能するなら辛氏火盧へどうぞ足を運んでみてください。
■店内
看板 | 外観 |
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辛氏火爐のマーク。 赤い部分は、火盧の中で燃える炭が一番最適な温度にあるときの姿を具現化したものです。辛氏火爐の部分は韓国人が好む辛い味と、先祖たちから受け継がれてきた味への知恵と人間味を感じる伝統的な炭火の火を表現してあります。 |
木造の落ち着いた貫禄ある外観。 |
入口 | 店内 | ワインもあります。 | 窓側 |
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入口を入ると玄関のようになっています。靴を脱いで下駄箱にしまいます。入口にもいっぱいワインが積まれています。 |
赤みのある木材が和の雰囲気を出しています。照明がオレンジでムードがありますよね。席が掘りごたつな上、畳のようになっているので日本人にとっては落ち着けるなじみやすい空間です。 机から掛けられた絵まで、全て辛氏火盧の手作りなんですよ! |
ライトアップされた木の横にはワイン棚。焼肉をワインと一緒に楽しめるなんて、リッチですね。 |
窓側は日当たりが良く明るいです。格子で前方のテーブルとさえぎられているので、周りを気にせずにゆっくり食事ができます。 |
個室 | テーブル |
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この店舗には個室があります。個室は煉瓦作りで、高級感と風情があります。家族の団欒にもちょうど良いスペースです。 |
テーブルには全てキチッとお箸、メニューなどが並んでいます。一つひとつが包装されているのも衛生的に清潔感あって良いですね。 |