変化の激しいソウルミョンドンにあって、昔から変わらないお店がある。それが「タロチッ」。ここはへージャンクックとジョン(チヂミ)のお店だ。創業1969年とあるが、夫の同僚が昔から通っていたと言うので本当の老舗だ。間口も狭く一階もテーブルは少しだけ、でも上にも客席があるのでお昼時でなければ大丈夫。お昼時は近所のサラリーマンで行列が出来る人気の店。タロチッはレトロな雰囲気がなかなか。席があるので空いてなかったら隣の家をぶち抜いた部屋もあるのでそっちも見たほうが良い。
ずらりと並んだメニューだけれど、ほとんどジョン。ハングルがわからなかったら写真入のメニューもある。へージャンクックとはお肉や血を固めたものなどを煮込んであるスープ。二日酔いには抜群らしいが、タロチッのは臭みもなくだしがとても美味しい。ご飯ともよく合う。さすがこれだけ長くやっているお店の味だ。
ジョンはお店のショーウィンドーのところで焼いてあるジョンをまたかりっと仕上げてきてくれて美味しい!夕方だったが観光客は皆無。地元の若い人からおじいさんまで客層も多様。みんなクッパブとジョンでいっぱい飲みながら軽く夕食と言う感じだった。明洞にもまだまだ美味しい店がある。
他情報
・席に座ると同時にへージャンクックとご飯のセットクパブが自動的に出て来て、
メニューを見ている暇はないので注意しよう!