インサドンの横にある楽器商店街を歩いていて見つけた店、【うわさの店 チュオタン(소문난집추어탕)】もともと、楽器商店街の両脇あたりは、昔から安くておいしい食堂街がたくさんあった場所として有名。うわさの店チュオタン、この店、見た目からしてモロ私ごのみ。この古臭いカンジがアンテナにひっかかりまくり、ここ足を運んだ。
店内
入り口では、どでかい釜になにやらスープがぐっつぐっつしていた。メニューの下にある2000Wの文字。この手書きがもうたまらない。こんなの見たら絶対に入るしかない。地元の人が行く穴場な感じ。店内は、いたってシンプル8つくらいの丸太を横に切ったものをそのまま置いたテーブルが8つくらいと、丸いす。私たちが入ると満員になった。
メニュー
さて席につくと、入り口にいた小さめのおばあちゃんが塩とコチュカルと大根キムチを早速持って登場。「あ、めにゅーは?」「うちはひとつしかないよ、ウゴジオルクンタン」って、1つとも2つとも言わないうちに10秒後に机に置かれたウゴジオルクンタン。と、白ごはん。別メニューがあるかな?と思って見渡すと、白ご飯500wのみ。つまりメニューはコレのみなのだ。
お味
スープをすすると!う、ウマイ!おだしが、チュギネ~(죽기네-死ぬほどヤバイ)!おだしにこのウゴジのうまみがカンペキに出ていて、ちょっと塩辛いけど、おいしい。ご飯を投入し、本格的に挑む。もはや、無言。スープがあっつあっつなので、ハフハフしてスプーンを進めた。いや~スープ、おいしい~!ちょっと煮込んだだけじゃないのが、よ~く分かる、THEUMAMIと呼んでもいいくらいのスープ。チュオタンてドジョウがはいってない、ということはもはやどうでも良くなる。お店は、韓国人でいっぱい。カップルあり、一人で食べにきたおじさんあり、ちょっとよって食べて帰る、スタイル。このあたりは、居酒屋も多いので、朝まで飲んでここでヘジャン(酔い覚ましのスープ)して帰る人、いっぱいいるんだろうな~と思った。しかも一杯2000W。完食すると汗をかいてて暑かった。真冬にまた食べたい。
人気メニュー食べ方
・ウゴジオルクンラタン 2000W
・白ごはん(追加する場合) 500W
他情報
・2代続く食堂で、最初はチュオタンで始めたが、途中からウゴジオルクンタンに変更。
インテリアなどに気を使わない代わりに、安くて早いメニューにしたそう。
・15年間1500Wでやってきたが、このところの物価上昇に伴い2010年10月から、
2000Wに値上がりした。この値上がりが記事に取り上げられた。
(※始めた当時ウゴジは5000Wだったのがいまや40000Wまでになったそう。)
ウゴジルクンタン ダシのよく出たスープにウゴジと呼ばれる独特の風味の菜と豆腐を入れたもの。 |