江華郡は、先史時代の遺跡ドルメンや、世界文化遺産に登録さ れている高麗時代の八萬大蔵、 金属活字、 高麗磁器など、素晴らしい文化財産がたくさんある場所です。 14の大小の寺院と107の文化財により、江華島は歴史の祖国であるとも言われています。そんな江華の歴史を伝えてていくため、1988年9月14 日に開館しました。
*広城堡
1658年に作られ、朝鮮時代の1679年には華島墩臺が増築されました。 広城堡は、 高麗がモンゴルの侵略に対抗するために石と土を交ぜて海峡に沿って長く積んだ城です。将軍の魚在淵を称える碑石と350人の無名殉教者の墓があります。
*伝灯寺
伝灯寺は、高句麗時代の僧侶・阿道和尙が建てた鼎足山にある 古い寺院です。本殿の大雄殿や薬師殿など、見るところがたくさんあります。特に、 大雄殿には珍しい彫刻が彫られています。伝灯寺は寺院の内部だけではなく外観が美しいことでも有名です。寺院から見ることができる海は、朝夕共に美しく、ここで見る日の出の美しさも話題となって います。近くにある竹林茶園の御茶屋でゆっくりとおくつろぎください。
*ドルメン
江華には、韓国最大の高さ7.1m、横2.6mのドルメンがあります。このドルメンは、世界文化遺産に指定されています。江華ドルメン遺跡は、仁川広域市江華郡 富近里、 三巨里、 鰲上里などの地域に120余りのドルメンがあり、標高100mから200mの高さまでドルメンが分散しています。
*高麗宮址
1232年(高麗高宗 19)、 モンゴル軍の侵入に対抗するために王都を江華に移した後、39年の間の使われていました。ここには、同時の基壇と3段の石段が残っており、後には、江華留守府の建物が建てられました。1976年には 3つの門が作られました。