「汗蒸幕エステ」とは、地熱穴を現代に再現したドーム型の高温サウナ。松の木をくべて温められた汗蒸幕内部は、上層部は約700~800度、中間は約500~600度、下層は約90~150度にもなる。そのため、麻の布を頭からすっぽり被って中に入る。新陳代謝が活発になり、身体の中の老廃物が汗と一緒に除去される。抗菌や治癒にも効果があるそう。万病に効く民間療法として、昔から韓国で使われきた。
今回行ったお店は、「クラウンホテル」の1階「火汗蒸幕」。今回は「基本コース」を選択。所要時間、1時間半~2時間ほど。日本のサウナにあるような「パジャマ」みたいなのに着替える。
【順序】
「黄土室」⇒「サウナ」」⇒「よもぎ蒸し」」⇒お風呂(緑茶・高麗人参)」⇒「汗幕幕」⇒「アカすり」⇒「きゅうりパック」⇒「オイルマッサージ」⇒シャンプー⇒お風呂(緑茶・高麗人参)
【解説と効能】
●「黄土室」
汗蒸幕やサウナの内壁に黄土を塗って加工したもの。ドームの内部温度を一定に保つと、黄土から発する遠赤外線によって体の奥深くまで熱が伝導、たっぷり汗を流すと血液循環を促進し、皮膚のハリ、ストレス解消、体内の毒素や老廃物を除去する効果はもちろん、冷え性、肩こりや神経痛,皮膚病、高血圧、糖尿病、ストレス解消にも効果がある。
●「よもぎ蒸し」
よもぎを主とし、「13種類の漢方」を煮出し、その蒸気を下半身から取り込むことにより、体を温めてくれる。
●「アカすり」
これは、日本でも、かなりおなじみ。「イタリータオル」というアカすり専用の合成繊維タオルを使って、体中をゴシゴシこする。
まず、湯船につかったり、サウナに入って充分に皮膚をやわらかくしてから、一度石鹸で体を軽く洗い、アカが浮き出たところで、「イタリータオル」で、全身をこするのだが、これが結構出る。「アカ太郎」が出来そうだ。
●「きゅうりパック」
要は、すりおろしたきゅうりを、顔の上に載せるもの。「きゅうり載せてる・・」という臭いがする。きゅうりは、美白と保湿効果があり、肌に弾力を取り戻しくれる。そのまま顔にのせるとちょっと刺激が強そうだ。