館内に入って最初に足を踏み入れる場所は、印象派作家らが集まり語り合った場所、テルトル広場。道の傍らのパン屋からは本当に焼きたてのパンの香りがして現実感を与えます。絵を描いているクロード・モネの姿も見えます。
スタッフからラトリエタグを貰ったら印象派絵画の並ぶギャラリーへ。ここではさまざまな仕掛けがあり、絵のなかの人が動いたり話かけてきたり楽しい体験が出来ます。
冬のモンマルトルの道が描かれたこのゾーンは、室内温度は冷たく設定され、人工の雪まで降り、本当に絵の中の冬のモンマルトルを肌で感じられます。
モンマルトルの道の左側にはモンマルトルの画家モーリス・ユトリロのアトリエがあり、19世紀画家が実際に使用した画具やさまざまな小物が置かれ、作家の仕事場を垣間見る事が出来ます。
マドレーヌ花市場に入ると、花の良い香りがして癒されます。バレエ教習所の窓からはおしゃべりを楽しむ姿も見られます。隣のエドガー・ドガのアトリエからはポーズを取るバレリーナと、彼女を描くドガの姿も見られます。
広場にはさまざまな雑貨が陳列された小さな市場と、コーヒーやホットドックなど軽食を楽しめるテイクアウトカフェもあります。
ラマルティーヌ広場では、ファン・ゴッホが待っています。ファン・ゴッホの「黄色い部屋」「黄色い家」「夜の白い家」など代表的な作品を絵画と一体となって鑑賞することが出来ます。
ここでは、ミュージカル「ゴッホの夢」が演じられ、ゴッホが願っていた画家の村の夢と、彼のサポーターであるゴーギャンとの友情を感じる事が出来ます。また、広場の横の書斎ではホログラムトークショー「エミール・ゾラの書斎(名作X-File)」を体験できます。
モネの庭園
オランジュリー美術館に展示されたモネの「水蓮」をメディアアートで再現。床に足跡をつけると水彩がにじむように水蓮広がるインタラクティブアートが体験できます。蓮の香りと川の音、動くメディアアートがジヴェルニーの蓮池に立っているような錯覚を起こします。
ゴッホの夢
期待を胸にアルル地方に到着したファン・ゴッホの夢と希望のストーリー。ゴッホにまつわるエピソードや性格が全く違う友人ゴーギャンとの友情が垣間見れるミュージカル。
名作X-File
エミール・ゾラの書斎では、ホログラムのキャラクターが登場。19世紀フランス代表作家エミール・ゾラとともにファン・ゴッホの死について観客と対話し、面白くミステリーを解いていきます。
ラトリエ(L'atelier)は地下鉄2・4・5号線「東大門歴史文化公園」駅14番出口から徒歩5分のところにあります。ラトリエの11階、チケットBOXにて、予約バウチャーを提示すると、観覧チケットと交換の上、入場が可能になります。
また、Latelier Guideアプリケーションを事前にダウンロードするとアプリを通して作品の説明を聴くことができます。イヤフォンがないお客様はチケットボックスにて無料でレンタルが可能です。
韓国で人気のバラエティ番組、「スーパーマンが帰ってきた」の撮影でラトリエ(L'atelier)が使われました。大人から子供まで楽しめるスポットとしてより注目を集めています。