旅のメイン、サムソン美術館はコールハース、ボッタ、ヌーベルと、巨大な蜘蛛はご存知ルイーズ・ブルジョア(2010年5月31日、98歳でお亡くなりなりました)の作品。日本の六本木ヒルズなどにも作品があり、有名で、実際は想像以上に敷地が狭いとか。まずは、コールハース担当の児童教育文化センター。巨大蜘蛛の庭園と、その下の駐車場エントランスホール(ボッタ担当)へと続くアプローチ、オフィス・教育施設・企画展示室などがコールハースの建物に含まれる。個性の強いほかの建物と直接接するのではなく、ある程度の距離を保とうとしている。コールハースについて、こういった小技?を使うイメージがなく、どちらかというと、異質なものどうしをあえて衝突させて、新たなものを生み出すイメージ。屋内はそのイメージどうりのことをやってくれているが、残念ながら撮影不可。マリオ・ボッタ棟の外観はともかく、インテリアはカッコイイ。!美術館の中心である、エントランスホールは、天井に穴が開いてるところがある。また、吹き抜けになっていて、その周りを階段で降りていく。非常に清潔感がある。リ建物の構成は、同設計者のケ・ブランリーと似た要素があり、こっちはちょっと地味。展示作品も、いいのがたくさんあり、イヴ・クライン、ロスコ、ウォーホル、ナムジュンパイク、村上隆、奈良美智さん等々。中でも、ダミアン・ハーストがかっこよすぎ、森美術館でやる、ターナー賞の企画展もあるとか。総合的に、こちら非常にお金をかけてるぞ系の美術館。他の美術館に比べてモダンで高級感が漂っていて、お値段も他の美術館の何倍もする。六本木ヒルズにも展示してあるルイーズ・ブルジョアのママンが入り口でお出迎えしてくれるので、すぐにわかるはず!常展と現代美術の展示で建物が別で、常展はサムスンが集めた所蔵品(韓国伝統古美術)がたくさんある。企画展はインスタレーションで、これまた箱が良いので作品がとても映え、サムスンってすごい。
区分 | 7~18歳 | 19歳以上 |
入場料 | 6,000ウォン | 10,000ウォン |
コース紹介
4階 | 青磁 |
3階 | 粉青沙器、白磁 |
2階 | 古書画 |
1階 | 仏教美術、金属工芸 |
2階 | 韓国近現代美術 |
1階 | 海外近現代美術 |
地下1階 | 国際現代美術 |